2007年09月24日

じいちゃんのその後

どうも。
ありがたいことにこのブログも多方面から色々な方が見に来てくださっているようです。
スケーターの方や、故郷の友達、友達の友達・・・。
どこかでつながっている方、そしてこのブログでつながった方、いろいろなケースはあると思いますが。
こうやって多くの方に一方的ではありますが、僕の思うことを伝えられることはすごいことですね。

久しぶりに仕事の事を書きたいと思います。
僕は老人ホームと言う所で働いています。
簡単に言えば年寄りの世話です。

老人ホームで働いていると色々なことを経験します。
この経験はとっても貴重な経験で、僕の財産になってます。



以前 じいちゃんの涙 と言うタイトルで記事を書いた。
(訳あって記事を非公開にしていたので、知らない人も多いと思いますが。)

先日前の職場の同僚に行き会い、じいちゃんのその後を聞けた。

あの後じいちゃんはやはりしばらくは落ち込んでいたそうです。
それからしばらくたち、元気も出てきてのこと。
昼食にうなぎが出たそうです。
じいちゃんはご飯になかなか手をつけず、うなぎを見ていたそうです。
不思議に思った同僚がじいちゃんにどうしたのかと聞くと、じいちゃんは

「あいつはうなぎが好きだったでな、あいつに食わしてやりてぇなぁ」と涙ぐんだそうです。
認知症ではあるけれども、やはり寂しい気持ちや悲しい気持ちはあるんだな、どんなにわからなくなっても感情は残るんだな、と改めて実感しました。


あれから2年も経ちました。
じいちゃんの認知症も進行したようで、以前のように怒ったり笑ったりも少なくなってしまったようです。
今じいちゃんに合っても、僕のことはわからないんだろうけど、僕はあの日のことは今でもはっきり覚えています。


僕たちが老人ホームと言う場所で、年寄りに関われる時間って言うのは、その人たちが生きてきた長い時間の中ではほんの一瞬でしかないです。
目の前にいる年寄りのその一瞬を看るのではなくて、その人がどんな人生を送ってきたのか、どんな性格なのか、僕たちカイゴの人間が考えて接することが大切なんじゃないだろうか・・・。
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posted by サワ at 10:18| Comment(2) | TrackBack(0) | カイゴのシゴト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うちのおばあちゃんも認知症です。
だから、なんとなく重ねてしまいました。

認知症でも、伴侶が亡くなったことは
わかるし、悲しいと言う気持ちも
他の人と何ら変わりないというのは、
おばあちゃんの弟に教えてもらいました。
(おばあちゃんの兄弟は皆認知症です)
でも、奥さんはとても羨ましいなって
思いました。それだけ愛されていたんだなって。
そして、おじいちゃんもそれだけ
愛する人がいたってことが、また
ステキだなって思います。
私もそういう夫婦になりたいな。
Posted by ちびまき at 2007年09月24日 10:39
いつもコメントありがとね。
仕事では、年寄りから相手を思いやる気持ちって言うのがとっても大切だと、いつも痛感させられます。
それはどんな人に対しても。

だいじょうぶ、あなた達夫婦は素敵な夫婦ですよ。
Posted by サワ at 2007年09月25日 23:30
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